- Google E-A-Tって何?SEOに関係あるの?
- YMYL領域って結局何なの?
こんな悩みを解消します。
E-A-Tとは、Googleが重視している記事の指標の要素。
そして、コンテンツの質が高い条件にE-A-Tを求めているため、SEO対策としても非常に重要な役割を持ちます。
そこで今回は「Google E-A-T」を深堀し、「E-A-Tを高める方法」と「YMYL領域で戦う戦略」を解説します。
本記事を参考にすると、E-A-TやYMYLといった専門用語を理解でき、よりGoogleに好かれる記事を書くことができます(現段階では分からなくても大丈夫)。
✔ 記事の内容
- Google E-A-Tとは?
- Google E-A-TとSEOの関係性
- YMYL領域はE-A-Tが重視される
- Google E-A-Tを高める方法
- YMYL領域で戦う4つの戦略
✔ 記事の信頼性
当サイト『ガオのノート』はE-A-Tを含めSEO対策をすることで、開始3ヵ月で月間14万pvを達成し、1ヵ月連続でGoogleオススメ記事にも掲載された実績があります。
また、本記事は某クラウドソーシングサイトにて、E-A-Tの参考記事として紹介されています。
本記事の評判の一部。↓
E-A-T一切意識していない
分野でした😰最近、ブログに対する疑問は
ガオさんのブログを見れば
全部解決するような
気がしてます☺笑#ブログ初心者#ブログ仲間募集#ブロガーさんと繋がりたいhttps://t.co/xqV4iPx5wP— ヒロノブ@雑記を極めたいブロガー (@hirohirohiro174) December 12, 2019
E-A-Tの概念自体よく分からないったけど、ガオさんのこの記事を読んでかなり理解が深まった!
いつも本当に分かりやすい記事ありがとうございます☺️ https://t.co/eAgREw0Lom
— ケン@21卒台湾留学中 🇯🇵🇹🇼🇬🇧 (@K91945141) April 24, 2020
めちゃくちゃ勉強になります🥺
こういうのはしっかり理解しといたほうがいいですね😳
ガオさんのブログ読んどけば間違いない😁 https://t.co/BgcUqHXinA
— シェバ|ビーチ×ライフハックブロガー (@shev_resort) April 24, 2020
Google E-A-Tとは?
GoogleE-A-Tとは、下記の3単語の頭文字を取った造語で、Googleが重要視する記事の要素のこと
順に解説しますね。
Expertise:専門性とは
「E:専門性」とは、記事が特化的で専門性に長けているかどうか。
なので、自分の得意分野で記事を書く人は強いです。例えば、バックパッカーの方であれば、旅行についてより専門的な記事を書くことが可能ですよね。
そして、このような事象が実際に検索エンジンでも起きています。
このように検索上位の記事は、それぞれのジャンルで専門性の高いサイトがピックアップされています。
Authoritativeness:権威性とは
「A:権威性」とは、他人からの信頼があり、この記事の言うことは正しいと認識されている状態のこと。
例えば、体調が悪い状態でインフルエンザかどうか知りたい時に、下記の2者どちらが信用できるでしょうか?
僕は医者に「インフルエンザですね」と言われれば認めますが、近所のおばさんに「あーたインフルエンザよ」と言われても信じきれません。
なので、医者のように「この記事が言うのだから間違いない」と思わせるような記事が権威性の面で強く評価されることになります(専門性と強く繋がっている)。
TrustWorthiness:信頼性とは
「T:信頼性」とは、サイト運営者が信頼できるかどうか。
例えば、旅行系の記事で内容が同じと仮定すると、下記どちらのサイトの方が信頼できるでしょうか?
同じ内容であれば必然的に【Bサイト】の方が信頼できますよね。
もうお気づきかもしれませんが、E-A-T(「専門性・権威性・信頼性」)はバラバラの要素ではなく、三位一体のように絡み合っている要素です。
ちなみに当サイト『ガオのノート』の筆者の名前は、「吉田 誠」ではありません!有益!
Google E-A-TとSEOの関係性
では、次にGoogleはE-A-Tをどのような位置づけにしているかを確認します。
[参照元:General Guide]
これを翻訳+要約すると「記事の品質においてE-A-Tは非常に重要な観点である」といった感じ。
記事の質はGoogleが最も重視している部分ですので、E-A-Tを網羅できる記事は必然的に質も高くなりSEO対策になることを指し示しますね。
関連記事 ブログで『質の高い記事』を書く13の条件【質の低い記事になってませんか?】
E-A-Tは小手先のSEOではない
ここまでで分かる通り、E-A-Tはコンテンツの質において重要な要素であり、Alt属性やパンくずリスト・サイトマップのように小手先で出来るSEO対策ではありません。
なので、非常に難しいですが、本記事では最後に具体的なE-A-T対策の方法も提示していきます。
関連記事 SEOとは?初心者でもすぐにできるSEO対策13選【裏技あり】
YMYL領域はE-A-Tが重視される
ここまでE-A-Tを解説して来ましたが、実はあるジャンルにおいてE-A-Tがより重要視されています。
そのジャンルこそがYMYL(YMYL領域)。
YMYLとは「Your Money, Your Life」の略で、健康やお金など読者の将来に影響を与える分野全般のことを指します。
GoogleはYMYLについてこう記載しています。
[参照元:General Guide]
ちょっと長いのでYMYLの定義だけ抜粋して翻訳しますね。
Some types of pages or topics could potentially impact a person’s future happiness, health, financial stability, or safety.We call such pages “Your Money or Your Life” pages, or YMYL.
ある分野の記事が読者の幸せ、健康、経済の安定面、安全性に影響を与える可能性があります。Googleはそれらの記事を”あなたのお金やあなたの人生”(YMYL)としています。
YMYLの具体的な領域
では、次にYMYLの具体的な領域を紹介します。
大雑把に紹介するとこんな感じ。
繰り返しですが、YMYLは読者の将来に大きく影響を与える可能性のある分野全般を指すので、かなり広範囲になりますね。
E-A-T要素のない記事は淘汰される
冒頭で言った通り、特にYMYL領域ではE-A-Tが重視されているため、E-A-Tの要素がない記事は評価されない傾向にあります。
実際、健康アップデートではE-A-Tを満たしていない大半の個人サイトが淘汰されています。そして、検索上には企業や病院サイトが独占をしている状態に。
なので、個人サイトの場合は、特にE-A-Tを意識したコンテンツ制作をする必要がありますね。
そして、困ったことに最近では企業サイトが乱入していることもあり、YMYL領域以外でもE-A-Tは重視されています..
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Google E-A-Tを高める方法
次に、気になるE-A-Tの高め方ですが、言葉にしてしまえば至って単純明快。
記事に「専門性を付け、そのように認識され、信頼される」ですね。
ただ、そう簡単でもないので、下記の順で具体的にE-A-Tを高める方法を解説しますね。
では、いきましょう。
専門性を高める
専門性を高めるには、書く記事のジャンルに詳しくなるのみ。
そして、最も有効なのは『体験談』を記事に入れ込むこと。Googleは記事に独自性も求めているので、他のサイトでは書いてない参考になる体験談があると、専門性も独自性も出て効果的ですよ。
また、下記の場合であれば、最初から専門性の高い記事を書くことも可能。
✅ 自分の得意分野
これは例えば、子供の頃にやっていたスポーツや部活動、または趣味などにあたる分野。
本記事でも例題として挙げていますが、旅行が趣味であれば、より専門的に旅行系の記事を書くことができますよね。
✅ 自分がしている仕事
これは社会人であれば自分がしている仕事、学生であれば自分がしているバイトを活用する方法。
自分の従事している業務であれば、必然的に専門性も出ますし体験談などもありますよね。自分の立場を活用するのが、最も有効で楽ちんな専門性の上げ方です。
権威性を高める
サイトの権威性を高めるために取れる対策は下記の4つ。
✅ 被リンクを増やす
外部からのリンクがあるサイトは、「このサイトは参考になる」と思われている証でもあります。
そういった点で被リンクは、一種の人気投票みたいなもの。質の高いサイトから被リンクが獲得できると権威性の向上に繋がります。
関連記事 被リンクを増やす5つの方法と裏技!本数を調べる方法も紹介!【SEO対策】
✅ 指名検索数を増やす
指名検索とはサイト名を検索エンジンで検索し、直接サイトに訪問することを指します。
例えば、当サイトであれば『ガオのノート』なので、読者が『ガオのノート』と検索しサイトに訪問すると指名検索という扱いに。
指名検索数が多いと権威性・信頼性の向上に繋がるので必須の対策です(わざわざサイトを限定して訪問することになるのでわりと効果的)。
関連記事 ブログ指名検索とは?増やす3つの方法とその効果を解説【SEO対策】
✅ ドメインパワーを上げる
ドメインパワーはサイトの強さを数値化したもの。
これは別名ドメインオーソリティー(ドメインの権威性)とも言って、高い方がSEOの観点でも優位に立ち回れます。
自分のサイトでABテストをしましたが、記事が検索エンジンに登録されるスピードにもかなり大きく影響しますよ。
関連記事 ドメインパワーを上げる5つの方法と裏技【4日間で3.2上がった理由を公開】
✅ サイテーションを獲得する
サイテーションとはブログの世界で言うと、SNSでの口コミを指します(リンクのない被リンクとも)。
記事冒頭で1つツイートを引用していますが、あれがまさにサイテーション。Googleも重視している要素ですので、SNSなどと組み合わせてサイテーション獲得を目指すのも有効です。
関連記事 サイテーションとは?SEO効果はある?【獲得のためにすべき3つの事】
信頼性を高める
信頼性を高めるには、サイトに透明性を出す必要があるので、筆者がどのような人物かを開示するとベター。
なので、この点で言うと、顔出し実名のブロガーさんは有利。どんな人が記事を書いているかが簡単に想像でき、記事も信頼しやすくなります(ほんの少しですが)。
また、記事を書いていて信頼されそうな場合は、引用を使って権威を借りればOK。
専門性の高い他サイトから一部を引用するのは信頼性の向上に繋がるので有効。また、SNSなどで専門家などの発言を引用して埋め込むのも有効ですよ。
関連記事 Twitterツイートをブログに埋め込むのは著作権違反?【ブログ引用のルール】
YMYL領域で戦う4つの戦略
では、E-A-Tを高める方法を解説したので、最後にYMYL領域で戦う戦略を紹介しますね。
順に見ていきましょう。
流入経路を変える
YMYL領域はあくまでGoogle検索エンジンの話ですので、流入経路を変えてしまうのも1つの戦略。
この場合に狙いやすい経路はSNS。
特にTwitterやInstagramはユーザー数も多いので、上手く絡めればSEO対策0でもpv数はガンガン伸びます。
ただ、SNSで継続的にアクセスを得るには、SNS運用が絶対なので、SEOのサポートにSNSを利用するのがオススメ。
E-A-Tを高めて戦う
そのままですが、YMYL領域でE-A-Tを高めて戦う戦略。
大半の個人サイトの場合は難しいですが、E-A-Tを高めている状態であれば企業サイトなどに勝つことも可能です。
事実、SNS上でインフルエンサー活動をしている方は、個人サイトでもYMYL領域で検索上位を獲得しています。
YMYL領域から離脱する
これはYMYL領域を諦め、他の個人サイトでも戦える領域にスイッチする戦略。
ただ、この戦略はオススメしません。
現在では、大半の領域でE-A-Tが重視されているため、どの分野にで記事を書いてもE-A-Tから逃げることはできません。
YMYL領域を避けているとどの領域でも勝てないので、腹を決めてE-A-Tを高めつつ記事を書くことをオススメします。
ロングテールで攻める
結局はロングテール戦略が理想的ですね。
いくらYMYL領域と言っても、ロングテールキーワードであれば個人サイトでも検索上位を狙うことは可能。
実際、健康の領域で記事を書き、稼いでいる方もいます。
YMYL領域でもそれ以外でも、結局キーワード選定が記事の『命』になることは変わりないので、ここに関してやることは変わりませんね。
関連記事 ブログキーワード選定のコツ【やり方を5つの手順で解説】※裏技あり
GoogleE-A-Tとは?YMYL領域で戦う4つの戦略:まとめ
E-A-TはGoogleが非常が重視をしており、もはやYMYL領域を超えて必要とされている要素。
ですが、一朝一夕で対策できる要素ではないので、コンテンツの質を上げるためにも、コツコツと積み上げていきましょう。
また、他の役に立つSEO記事は下記にまとめていますので、ご活用下さい。
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