
- 直帰率が高いんだけど何が理由?
- 直帰率とSEOって関係あるの?
こんな悩みを解消します。
直帰率が高いと悪い印象を持たれがちですが、実は高くて良い直帰率もあります。
そして、直接SEOには関係ないとGoogleにより公言されていますが、中にはSEOに悪影響を及ぼす直帰の仕方があったりと、一概に何が正しいとは言えません。
そこで今回は「直帰率の種類やSEOとの関係」に加え、「直帰率が高い理由と改善法」を解説します。本記事を参考にすると、悪い直帰率の高さを改善でき、検索順位の向上を狙えます。
✔ 記事の内容
- 直帰率とは
- 直帰率の計算方法
- 直帰率の平均がどのくらい?
- ブログ直帰率が高い8つの理由
✔ 記事の信頼性
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直帰率とは
直帰率とは、記事に訪れた読者が他の記事を見ずに離脱する割合のこと。
Googleの説明だとこんな感じ。
直帰率とは、1 ページのみのセッション数をすべてのセッション数で割った値のことです。 つまり、すべてのセッションの中で、ユーザーが 1 ページのみ閲覧して、Google アナリティクス サーバーに対するリクエストを 1 回のみ発生させたセッションが占める割合のことです。
[ 引用元:アナリティクスヘルプ ]
具体的に言うと、本記事を読んだ後に別記事に移動することなく、記事から離脱したら直帰となります。
直帰率の計算方法
直帰率の計算方法は至ってシンプルで、下記のようになります。
例えば、サイト訪問者数が100でその内80人が直帰した場合は、「80÷100」で直帰率は80%という計算に。

ただ、わざわざ計算しなくてもGoogleアナリティクスを見ればOKです!
直帰率の平均がどのくらい?
直帰率の平均を大雑把に言うと60~70%ほど。
ただ、業界や記事の種類によって大きく異なるので、全く参考にはなりません。
なので、平均値はあまり気にしなくてOK。
ブログ直帰率が80%超えでもSEOに影響なし
「直帰率が下がらなくて困ってる」
という方もいると思いますが、直帰率が高いのは悪いこととは一概には言えません。
直帰率の高さが問題になるのは、ユーザーがサイト内の複数のページを閲覧することが必要な場合です。
たとえば、サイトのトップページがサイト内の他のページ(ニュース記事、商品ページ、購入手続きなど)の入り口として機能している状況で、多くのユーザーがトップページのみを閲覧しているとすると、高い直帰率は望ましくありません。
一方で、ブログのような 1 ページのみのサイトや、その他の 1 ページのみのセッションが想定されるようなコンテンツを提供している場合、直帰率の高さはまったく問題になりません。
[ 引用元:アナリティクスヘルプ ]
このように直帰率が高くとも場合によっては全く問題なく、Google社員も「直帰率はランキングに影響しない」と言っています(直帰率はSEOに影響しないということ)。
直帰率には上記2種類が存在しますので、順に紹介しますね。
直帰率が高くて良いケース
これはアフィリエイト記事で読者がリンク先に移動した場合。
アフィリエイト記事で直帰率が100%であれば。それはある意味成功。なぜなら、アフィリエイト記事はリンク先に飛んでもらうことが、成約への第一歩だから。
逆に、アフィリエイト記事で直帰率が低いと、その記事を読んだだけでは商品・サービスを購入する決心がつかなかったことを意味します。
この場合には、物を売るコピーライティングのスキルを磨く必要性があります。
直帰率が高いと悪いケース
これは記事に満足せずに他サイトの記事へ移動した場合。
つまり、記事に読者が来たけど、読みづらかったり記事の質が低いために、ブラウザバックして他の記事に移動してしまう状態です。
後述しますが、この場合は対処が必要。
直帰率の良し悪しは滞在時間で見極める
直帰率の良し悪しを見極める場合は、滞在時間を見ればOK。
例えば、アフィリエイト記事でもないけど直帰率が80%。でも、滞在時間は2,000字で5分。
この場合、読者は記事に満足して離脱していると考えられますので、直帰率が高くでも全く問題なし。
逆に、直帰率は低いけど滞在時間が30秒のような場合は、記事に何らかの欠陥があるかもしれません。滞在時間が少ないと、記事の質も疑われてしまいSEOに悪影響が出かねません。
滞在時間の目安
滞在時間の目安を一覧化するとこんな感じ。
ちなみにですが、この目安は結構甘め。
本来、評価されるような記事であれば、2,000字で4~5分は滞在時間があります。直帰率が高くて滞在時間も短い場合は、質が低い認定されてしまうので対策が必須。
関連記事 ブログ滞在時間(セッション)を伸ばす7つの方法と裏技【SEO対策】
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ブログ直帰率が高い8つの理由
直帰率が悪い方に高い場合(読者がブラウザバックしてしまう)には、その理由を突き詰め対策する必要があります。
大まかに考えられる直帰率が高い理由は下記の8つ。
順に解説します。
記事の質が低い
まず、記事の質が低いこと。
Googleが最も重視するのが記事の質であり、直帰率の面でもそうですが、そもそもかなりヤバい状態です。

記事の質ってどういうこと..
という方は下記の記事をご覧下さい。
>>ブログで『質の高い記事』を書く13の条件【質の低い記事になってませんか?】
記事が読みづらい
記事が読みづらいとは、下記のような状態。
などなど、読者が読みづらいと考える要因はすべて当てはまります。
特に、記事が真っ黒で改行がないと、かなり読みづらいです。読者は記事を読むのではなく、記事を『見ている』だけなので、視覚的にも読者を考慮した記事を書きましょう。
関連記事 ブログ文字装飾5つのルール【記事を10倍読みやすくする装飾】
内部リンクが少ない
また、記事の直帰率を下げるなら内部リンクを貼りましょう。
内部リンクが0だと読者は基本的に直帰します(ファン化できていれば、サイト内を回遊してもらえますが)。
そのためにも、雑記ブログであってもカテゴリーごとに10本、できれば20本ほどの記事を書きましょう。回遊率が上がると、pv数も簡単に倍増しますよ。
関連記事 内部リンクSEO|テキストリンクとブログカードでクリック率が高いのはどっち?
ライティングが下手
これは記事の読みにくさにも繋がりますが、文章が下手だと読者は離脱しやすいです。
ただ、これには具体的な対処方法があり、PREP法を意識すればOK。
【PREP法】
■ P:結論
■ R:理由
■ E:具体例
■ P:結論ライティングに自信がない方は、PREP法を徹底してみると良いかも。
日本人と言えど、文章の書き方はほとんど習わないので、いきなりキレイに書くのは難しいです。
文章に味を出すのは基礎を学んでからでも遅くない。
— ガオ@ブロガー毎日更新 (@gaolifehack) April 18, 2020
このツイートの通りですが、記事は結論から書くことを意識するだけでも格段に読みやすくなりますよ。
関連記事 分かりやすい文章を書く14のコツ【小学生でも分かる文にする方法】
サイトデザインが悪い
読者がせっかくサイト内で記事を探してくれても、サイトデザインが悪く回遊しづらいと離脱率を上げる要因になります。
ここに関しては無料テーマであれば、自分でカスタマイズをする。もしくは、最初から有料テーマを購入して、プロデザイナーのテンプレートを使用するかです。
ちなみに私は12個のテーマを使用していますが、SEO・機能性・デザイン性の観点から「AFFINGER」が最も優れていると感じました。
関連記事 アフィンガー5(AFFINGER5)の購入手順【インストールに注意点あり】
サイト表示速度が遅い
また、サイト表示速度が遅いのも離脱率を上げる大きな理由。
事実、Googleの調査によると表示速度が1秒長くなるごとに、離脱率がグングン高くなるというデータがあります。
表示速度の改善で一番簡単にできて効果的なのでは画像の圧縮。Wordpressユーザーならプラグインを用いて、自動で画像の圧縮してくれるので早めに導入しましょう。
>>EWWW Image Optimizerの使い方と設定方法【WordPress画像圧縮プラグイン】
検索意図を捉えていない
検索意図を捉えてないのも離脱率が高くなる理由。
例えば、キーワードが「パエリア 作り方」なのに、記事の内容が「スペインの観光名所」だったら読者は記事を間違えたと思い離脱しますよね。
つまり、記事のタイトルに対して読者が求めるであろう内容を考えて書く必要があるわけです。
リード文にパンチがない
離脱率の高い理由でかなり多いのがリード文の構成。
読者は最初の15秒で記事を読むかどうかを判断していると言われいるため、記事冒頭のリード文で惹きつけられるかが非常に重要。
下記の記事で紹介しているリード文のテンプレは多くの人にご利用頂ており、「検索順位が上がった」との声も多数あるので、お困りの方はご活用下さい。
>>ブログリード(冒頭)文の書き方【7つの公式テンプレート付き】※丸パクりOK
ブログ直帰率が高い8つの理由:まとめ
【ブログ直帰率が高い8つの理由】
直帰率が高いのはSEOに悪いことではありません。
が、悪い直帰をされている場合はSEOに悪影響が出ますので、本記事でしっかりと対策をしましょう。
また、他の役に立つSEO記事は下記にまとめていますので、ご活用下さい。
人気記事 WordPress(ワードプレス)ブログおすすめのテーマ7選【機能を比較】
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