
- パンくずリストって聞くけどいらなくない?
- 設定方法とか作り方とか面倒くさそう
こんな悩みを解消します。
結論、パンくずリストは必要。
Googleはその必要性を明記しており、ユーザビリティの面でも有効になります。後述しますが、検証したところ面白い結果も得られました。
そこで今回は「パンくずリストは本当にいらないのか」に加え、「パンくずリストの設定方法と作り方」を解説します。
本記事を参考にすると、パンくずリストの必要性が分かり、Googleに好かれる記事を書くことができます。
✔ 記事の内容
- パンくずリストとは
- パンくずリストはいらない?
- パンくずリストのSEO効果
- パンくずリスト設定方法と作り方
- パンくずリスト3つの悪い設定方法と作り方
✔ 記事の信頼性
当サイト『ガオのノート』は3ヵ月で月間14万pvを達成し、Googleオススメ記事には67回ピックアップされています。
本記事の口コミの一部↓
パンくずリストを簡単に作りたいとネットを検索していましたがしっくりくるのがなく、ツイッターを見たら秒で解決しました👏ありがとうございます。
テーマがcocoonだったのでプラグインを取る必要もありませんでした🙆 https://t.co/CtZNLc4eVf— m i @旅行好き日英ブロガー (@mi9999221) April 20, 2020
ガオさんのこの記事かなり役に立ちました!
特に、ブログを始めたてで、無料テーマCocoonを使ってる方はすぐに設定できておすすめです!
ブログを伸ばしたい人は見てみください💪 https://t.co/95YXX5VckA
— たかき💄バレないメンズメイク術 (@takaki_koublog) April 20, 2020
パンくずリストとは
パンくずリスト(Breadcrumb)とは、内部リンクの1種でユーザーが今どこにいるのかを示す誘導表示のこと。
本記事で言うと、冒頭にあるコレを指します。
ちなみにGoogleはこんな表現をしています。
パンくずリストとは、ページの上部か下部にある内部的なリンクの行です。訪問者はパンくずリストを使って、前のセクションやルートページにすばやく戻ることができます。
[引用元:Googleガイドライン]
なぜパンくずなのか

意味は分かったけど、なぜにパンくず?
と思うかもしれません。
これは「ヘンゼルとグレーテル」というグリム寓話から由来しています。
ヘンゼルトグレーテルという兄弟が、森で迷子にならないように通り道にパンのくずを落として行った。という部分から由来している感じですね(自分の位置を知るため)。
この童話と同じようにユーザーが辿ってきたルートを示すので、「パンくずリスト」と呼ばれています。
パンくずリストはいらない?
結論、パンくずリストは必要。
ネット上では「パンくずリストはいらない」と言われることがありますが、私には正直よく分かりません。
なぜかと言うと、自分でパンくずリストを作り設置したところ、クリック率が30%もあったから(単純計算で3,4人に1人がパンくずリストを使用していることに)。
パンくずリストのクリック率を計測する方法
パンくずリストのクリック率を計測するのはスーパー簡単。
Google公式のchrome拡張機能「Page Analytics」を導入するだけ。あとは、データが勝手に蓄積されていきますよ。
『リンクのクリック率を知りたい』
こんな時は【Page Analytics】を使えば、解決だっておばあちゃんが言ってた。
⏺️ 内部リンクのクリック率
⏺️ 内部リンクのクリック回数とかも、数字で分かるから便利やぞっておじいちゃんも言ってた。#ブログ書けhttps://t.co/pfJVeTE0fE
— ガオ@ブロガー毎日更新 (@gaolifehack) April 19, 2020
おばあちゃんとおじいちゃんは真っ赤な嘘ですが、「Page Analytics」を使えばリンクのクリック率やクリック回数が分かるのは本当です。
導入方法や使い方は下記の記事で解説しています(無料)。
>>Page Analyticsの使い方【最強のGoogleChrome拡張機能】
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パンくずリストのSEO効果
パンくずリストのSEO効果は大きく分けて下記の2つ。
順に解説しますね。
クローリングが促進される
Googleはクローラーというロボットを使い、サイトの情報を収集し記事のランキングをしています。
そして、クローリングとはクローラーがサイトの情報を読み込むため回遊すること。このように記事はクローラにクローリングされることが非常に重要。
ここで役立つのがパンくずリストで、設定することでクローリングを促進することが可能。嚙み砕いてまとめると、わりと大切なSEO対策に繋がるということです。
他にも、インデックス登録やクローラビリティなどブログを運営する上で、大切な知識があるので「??」という方は下記の記事をご活用下さい。
>>クローラーとは?クローリングを促進させる5つの方法【最重要SEO対策】
ユーザビリティが向上する
パンくずリストは自分がどこにいるかが分かるため、ユーザビリティの向上にも繋がります。
ウェブサイトはユーザーの便宜のために構築するべきであり、すべての最適化はユーザーエクスペリエンスの向上のために調整する必要があります。
[引用元:Googleガイドライン]
Googleもこのようにユーザビリティの重要性を説いており、読者が使用しやすい質の高い記事を書くことが求められてるわけです。
関連記事 ブログで『質の高い記事』を書く13の条件【質の低い記事になってませんか?】
パンくずリストはGoogleにもユーザーにも効果的
ここまでで分かるように、パンくずリストは「Google」と「ユーザー」の両面において有効。
設定することでデメリットはなくても、設定しないことでメリットを逃してしまいます。なので、しっかりとパンくずリストを設定することをオススメします。
パンくずリスト設定方法と作り方
本記事では4つに分け、パンくずリストの設定方法と作り方を紹介します。
では、順に見ていきましょう。
作り方:①自分で作る
最初に言っておくと、自分で作るのはあまりオススメしません。
その理由として専門知識がないと少し難しいから。コピペでいけますが、おそらくHTMLやCSSの知識がないと何を言ってるか分かりません。
ただ、自分で作成すればプラグインの数も減らせて表示速度の高速化にも繋がるので、挑戦してみるのもあり(オススメはしませんが笑)。
自分で作って設定する方法はサルワカさんが詳しく解説しているので、記事を載せておきますね。
作り方:②プラグイン
WordPressユーザーであればプラグインが最も主流。
パンくずリストが作成できて、オススメできるプラグインは下記の2つ。
✅ Breadcrumb
Breadcrumbはパンくずリストの作成に加え、リスト内の文字色を変更したりレイアウトしたりと、おしゃれにカスタマイズすることが可能なプラグイン。
ただ、無料版だと機能が限られるため、有料版にしないといけないこともあります。おしゃれなパンくずリストを作りたい方にオススメ。
✅ Breadcrumb NavXT
Breadcrumb NavXTは普通にパンくずリストを作り設定ができるプラグイン。
多くの方はこちらを使用しており、無料でも最低限のパンくずリストが設定できるので、特にこだわりがなければBreadcrumb NavXTをインストールすればOK。
作り方:③無料テーマCocoon
実は無料テーマですが、Cocoonだとプラグインなしで簡単に作成&設定が可能。
まずは「Cocoon設定 > 投稿」へ行きます。
投稿へ行ったら画面を一番下までスクロールし、パンくずリスト設定へ。
「パンくずリストの位置」という項目で、パンくずリストを表示したい位置にチェックを入れるだけ。
その後は、変更をまとめて保存をクリックして完了。

記事の一番上にパンくずリストを表示したい場合は、「メインカラムトップ」にチェックを入れましょう!
関連記事 WordPressテーマ『Cocoon』の評判と感想【デメリット3つを解説】
作り方:④有料テーマAFFINGER
次に、有料テーマAFFINGERですが、このテーマの場合は何もしなくても最初から設定済み。
このようにテーマによって設定が簡単であったり、何もしなくてもOKな場合もあります。
関連記事 アフィンガー5(AFFINGER5)の評判・感想【メリット・デメリット】
パンくずリスト3つの悪い設定方法と作り方
悪いパンくずリストの作成&設定方法は下記の3つ。
順に解説します。
複雑なパンくずリスト
複雑なパンくずリストとは、ホーム画面に到達するまでに数多くのリンクがある場合を指します。
こんな感じ。
Googleは「避けるべき方法」という項目で下記のように記載をしています。
ナビゲーション リンクを複雑な関係にする(例: サイト上のすべてのページを他のすべてのページにリンクする)
[引用元:Googleガイドライン]
パンくずリストは分かりく作成し設定しましょう。
リンク切れのパンくずリスト
これはパンくずリストをクリックしてもリンクが切れている場合。
リンク切れはSEOにも悪影響が出かねませんし、何よりそれではパンくずリストが意味をなしていません。
なので、パンくずリストはもちろんですが、内部リンク等のリンク切れは定期的にチェックしましょう。
関連記事 リンク切れはSEOへ影響する?無料でチェックできるツールを紹介
関連性のないパンくずリスト
これは記事と関連性のないリンクがある場合。
例えば、こんな感じ。
これに関してGoogleは「避けるべき方法」という項目で、下記のように記載しています。
テーマ別などに整理せずに、単純にページのリストを記載したナビゲーション ページを作成する。
[引用元:Googleガイドライン]
パンくずリストはカテゴリーや記事を詰め込むのではなく、関連性のある記事を完結にまとめて作成&設定しましょう。
パンくずリストはいらない?SEOに効果的な設定方法と作り方:まとめ
パンくずリストは作るのも設定も非常に簡単。
それでSEO・ユーザビリティの両面において効果的。設定しておいて『損』はないので、早い内に設定しておきましょう。
また、他の役に立つSEO記事は下記にまとめていますので、ご活用下さい。
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