- 英語の偏差値を上げる具体的な方法を知りたい
- 英語の才能ないし偏差値が低いけど、上げることはできるの?
こんな悩みを解決します。
- 英語の偏差値の変遷
- 英語の偏差値を爆上げする5つの手順
- 英語の偏差値を爆上げする3つの技
- 英語の偏差値を爆上げする6つの裏ワザ
当サイト筆者は英語の偏差値を『31』から『83』まで上げ、その後に英語講師として1,000人の子どもを指導しています。
断言すると、英語に自頭の良さは関係なしです。
正しく積み重ねれば、英語は誰でも出来るようになります。
実際、僕は英語の『偏差値31』で学年ビリに近い状態から、独学で『偏差値83』まで成長しています(のちに塾の英語講師になり1,000人を指導)。
そこで今回は「英語の偏差値を爆上げする方法」に加え、「英語の偏差値を上げる裏ワザ」を解説しますね。
本記事を参考にすると、英語の偏差値を上げる手順が理解でき、受験やTOEIC試験に役立てることが出来ますよ。
英語の偏差値を80まで爆上げした過去
まず英語の偏差値を爆上げした過去を紹介します。
- 高校2年生10月:偏差値31(学内ビリ)
- 高校2年生12月:偏差値31 勉強スタート
- 高校2年生03月:偏差値65
- 高校3年生06月:偏差値71
- 高校3年生09月:偏差値83
- 高校3年生12月:偏差値81
- 高校3年生02月:偏差値83
『偏差値31→偏差値83』
なので、合計で英語の偏差値『52』を上げたことになります。
英語が出来ない人は存在しない
ここであなたに質問です。
日本人だけど、昔からずっと日本語を話せない知人はいますか?
99%の方が「NO」と答えるはずです。
理由は明快で、言語は毎日触れ合うものであり、才能云々は関係ないから。
そして、英語も同じく言語。
つまり、毎日英語に触れ、正しく勉強を積み重ねれば、英語も才能関係なく出来るようになります。
繰り返しですが、自頭の良さは関係ありません。
「歳を取ってからでは遅い」という意見もありますが、歳を取った後に英語を習得した事例は数多くあります。結局、『今』が最も早い始めるタイミングですよ。
英語の偏差値を爆上げする5つの手順
英語の偏差値を爆上げする手順は以下の通り。
- 単語と熟語を詰める
- 文法の定型を覚える
- 毎日長文を読みまくる
- テスト形式で問題を解く
- 全体の復習を繰り返し補強する
順番に解説しますね。
①単語と熟語を詰める
まずは単語と熟語。
スピーキングなら別ですが、筆記試験において単語と熟語が欠落していると即ゲームオーバーなので。
大学受験なら単語は「英単語ターゲット1900
単語と熟語が完璧だと、文法が苦手でもある程度は長文が理解できるので、かなり楽ですよ。
2週間で単語と熟語を詰め込んだ話
僕は1週間で単語1,900個、1週間で熟語1,000個を暗記しました。
学校の授業が1日6コマで1コマ50分でしたので、集中して1コマで100個覚え、休み時間の10分で復習をするを繰り返しました(授業はガン無視ゴメンナサイ)。
そして、次の1週間で単語と熟語の復習を加えてやりました。暗記は回数をこなすことが肝なので。
たまに「あの人は自頭がいいから」と割り切ってしまう方がいますが、頭がいい人は人の何倍も努力しているだけ。
結局は積み重ねです。
②文法の定型を覚える
単語・熟語と平行でもOKですが、必ず文法の定型も暗記しましょう。
文法の暗記は「Vintage
文法書には多くの種類がありますが、何冊も手を出すのは効率が悪いので、1冊に絞って完璧に暗記しましょう。
③毎日長文を読みまくる
基礎を詰めたら、次は長文。
英語は語学ですので、毎日触れれば少しづつできるようになります。
最初はできなくてOKなので挫折せずに習慣化します。意味が分からなければ、日本語訳と見比べて納得いくまで読み込みましょう。
ちなみに僕は毎日「長文問題精講
最初は大変ですが、1日も休まず頑張っていると、当たり前の習慣になりますよ!
④テスト形式で問題を解く
場数をこなしたら、次は実践。
基本的には、赤本を毎日解けばOK。
また、以下2つを織り込むと効果的ですよ。
- 時間を制限する
- 外部模試を受ける
時間を制限する
本番は緊張などで不足の事態が起きる可能性があります。
なので、時間を5分~10分ほど短くして負荷をかけましょう(僕は15分~20分ほど短くしていました)。
野球選手が本番よりも重いバットで素振りをするのと同じ原理ですね。
外部模試を受ける
また、外部試験を必ず受けましょう。
自宅や塾で赤本を解くのとは雰囲気が違く、より本番に近い形式で練習ができるので。
リラックスした状態ではなく、緊張した状態になってもパフォーマンスを下げない練習が必要です。
ちょっと裏ワザ
裏ワザとはフードコートで模試を解くこと。
本番では様々な雑音が耳に入ることがあり、集中をかき乱す要因になります。
- 工事の音
- 貧乏ゆすり
- 大きな鼻息
- 試験管の足音
などなど。
なので、フードコートと言う雑音だらけのスペースは集中力を上げるいい練習場。
神経質な方は運頼みではなく、環境が悪い時のためにストレス耐性をあらかじめ付けておきましょう。
⑤全体の復習を繰り返し補強する
一通りこなしたら、①~④までをひたすら復習しましょう。
特に、単語や熟語は1,2週間も放置したら、どんどん抜けていくので。
「なんでこんなに暗記力が低いんだ」
と思うかもですが、ただの復習不足です。
僕は一度覚えた知識を維持するのに最も時間を費やしました。笑
補強ノートを作る
長文を解くと単語帳にはない単語や熟語が出てきます。
また、何度も間違えてしまう文法や、忘れてしまう単語も出てくるはず。
なので、そのような自分の弱点を集めたノートを作るのがおすすめ。
また、僕は早慶対策に「英検1級の単語帳
英作文の添削をする場合
英作文が必要な大学を受験する場合は、添削をしてもらう必要があります。
塾は学校の先生でもOKですが、自宅で1人学習したい方は「アイディー
英語の偏差値が爆上がりする3つの技
英語の偏差値を爆上げする技は以下3つ。
- 読書をする
- スピーキングをする
- リスニングを勉強する
順番に解説しますね。
①読書をする
大学受験の英長文はアカデミックな内容が多いです。
なので、日頃から読書をしてインプットをしている人の方がスムーズに読むことが出来ます。
英長文のレベルが上がると、日本語訳で読んでも理解できないことがあったりするので。
文系の場合、国語の試験対策にもなるので、余裕がある方は読書をすると良いですよ。
②スピーキングをする
スピーキングは日本語脳ではなく、英語脳が養われます。
実際、僕は5日間インドネシアに行って、毎日露店を巡り買い物の値段交渉をしまくったところ、帰国後に英語の点数が爆上がりしました。
読解の時よりも高速な英語理解が必要とされるリスニングとスピーキングを練習することで、レベルアップしたと考えられます。
偏差値で言うと『6』上がってしました。
③リスニングを勉強する
また、リスニングの勉強も効果的。
というのも、高速な音声で英語を理解するため、間接的に長文対策になるんですよね。
僕はリスニングテストはありませんでしたが、リスニングの勉強をしたところ読解スピードと長文の正答率がグンと上がりました。
ちょっと裏ワザ
リスニングは2倍速でやるのがおすすめ。
負荷をかけて音声を聞くと、通常のスピードがスローで聞こえるようになります。
リスニングで文章が理解できるようになると、読解のスピードが桁違いに上がりますよ。
2倍速でリスニングをするのは「ウォークマン
ウォークマンは1.2倍速から選べて、持ち運びも楽なので重宝しますよ!
英語の偏差値を爆上げする6つの裏ワザ
次に英語の偏差値を爆上げする裏ワザ。
僕のオリジナルですが、本来は英語講師としてお金を貰い指導する内容なので、ぜひ活用してみて下さい。
- 段落分けをする
- NGワードではじく
- and(or)に着目する
- 固有名詞をしかくで囲う
- 逆説にマーキングをする
- 補充ワードで文脈を理解する
順番に解説しますね。
①段落分けをする
文章には段落ごとにテーマがあるので、国語と同じように英文でも段落分けをしましょう。
そして、第1段落と最終段落に要点がまとまっていることが大半なので、最初と最後を熟読すれば、大まかな内容は理解できますよ。
長文は全部を熟読する必要は全くありません。
②NGワードではじく
実は、長文の問題には選択肢に入っていたら、99%正解にならないNGワードが存在します。
- all:すべての
- never:決して~ない
- always:いつも
などなど。
4択問題なら3択に絞ることができ、それだけで正答率は25%から33%へアップしますよ。
人生少なからず運ゲ―の側面があるので、確率を上げていく作業も大切です。
他にも、選択肢同士で矛盾している部分を見つけてあげれば、デフォルトで正答率を50%まで持ってこれますよ!
③and(or)に着目する
「and」や「or」というのは「A and B」のように、2つのものをくっつける役割を持ちます。
なので、何と何を繋いでいるのかを認識する必要があります。
私の場合は「and」が出てきたら、繋いでいる単語(または文章)を探し、「①」「②」のようにマークして、文章を読みやすくしています。
「and」や「or」が何を接続しているか見分けれるようになると、読解のスピードと精度が大きく上がりますよ!
④固有名詞をしかくで囲う
毎回ではないですが、たくさん固有名詞が登場する場合に活用します。
すると、「この文はタカシ君が主語だ」のように、迷いなく見直しをすることが可能に(主語を間違えると正答率がガクっと下がるので)。
長文は自分が読みやすくカスタマイズしましょう。
⑤逆説にマーキングをする
逆説にマーキングをしましょう。
なぜなら、逆説の後に問題の答えが来ることが多いから。
よく登場する逆説は以下の通り。
- but
- thought
- however
- althought
逆説をマーキングして、その前後を熟読すると、点数が上がる傾向にあります(僕の生徒がそう)。
⑥補充ワードで文脈を理解する
レベルの高い大学では微妙ですが、一般的な大学や、高校受験では、文章の最後に難しい単語の補充がされます。
つまり、補充ワードを追うだけで読まなくとも流れは理解可能。
この技で、私は英文を1度も読まずにそこそこの点数をとったことがあります。笑
英語の偏差値を爆上げする方法:まとめ
- 単語と熟語を詰める
- 文法の定型を覚える
- 毎日長文を読みまくる
- テスト形式で問題を解く
- 全体の復習を繰り返し補強する
- 単語帳:英単語ターゲット1900
- 熟語帳:英熟語ターゲット1000
- 文法書:Vintage
- 長文読解①:長文問題精講
- 長文読解②:速読英単語
- 英文の添削:アイディー
英語は言語なので、才能関係なく誰でも出来るようになります。
そして、「この人頭いいな」と思う人は、涼しい顔をして毎日膨大な量の努力をしているだけです。
苦手意識を持ちがちな英語ですが、正しく継続すれば、点数は必ず上がっていきますよ。
誰よりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ。
野口英雄
英語講師として、心から応援しています。
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