先日、こんな発表がありました。
要するに、検索エンジンのトップにChatGPTのようなAIが搭載されたわけです。
ということで、ここ10年くらいずっと言われ続けてきた「SEOオワコン説」に拍車がさらにかかっているような状態です。
まあ、少なくとも記事制作側にとって、収支で言うとマイナスでしょうね。今のところ、プラスになる要素ではないですから。
では、みなさんSEOなんて辞めて、SNSとか他のことを頑張りましょう。やめ時です!!
…
ありがとうございます。
こういった情報がSNSで出回れば出回るほど、実は美味しいです(トータルで)。
まだSEOを続ける理由
SEOの大きな変化が訪れていますが、僕はまだSEOを続けるつもりです。理由は以下の通り。
- パイの比率が変わるだけ
- どんどん競合が減っていく
- AI生成の元データはなんだっけ
簡単に解説しますね。
理由①:パイの比率が変わるだけ
当ブログ「ガオのノート」では何度も言ってますが、SEOはGoogleがマスターの椅子取りゲームです。
- ルールはGoogleが決めるよ
- 検索1位はお金を払えばあげるよ
- 残りの検索枠はみんなで争ってね
コレが今まで。
そこに今回ルールで「検索1位にAIを設置するよ」というルールが増えたわけです。
なので、もともとパイが決まっていたところが減るだけ。その割合はまだ不明ですが(低いことを願うばかり)。
もともと我々も100%のパイを奪い合ってるわけではないです。今回そのパイが減るだけ。
そのため次の理由を鑑みると、まだSEOに取り組むメリットはあるかなと感じています。
理由②:どんどん競合がへっていく
影響力がある人が「SEOはオワコンだ」といえば言うほど、中級者の脱退は増え、新規のチャレンジャーも減ります。
つまり?
パイが減っても競合がゴリゴリ減っていくので、ある程度はバランスが取れるだろうってことです。
だから、どんどんSEOオワコン説を流していただければ、競合が減っていきこれ幸いなんです。
理由③:AI生成の元データはなんだっけ
ChatGPTにしても、Googleの検索エンジン上のデータは活用されています。
つまり、仮にSEOが完全にオワコンになれば、AIの精度も落ちる可能性は高いです。つまり、Googleは困る可能性が高い。
そのため形は変わるかもですが、記事制作側にも何らかのインセンティブを付与する(かも)でしょう(願望)。
我々が記事制作をストップしたら情報は古いままになってしまいますしね(SNSから情報を取るよにうなったらSEOは本当にヤバいけど)。
今後、検索需要が減るであろう分野
とはいえ、今後how to 系は厳しいかなと。
例えば、以下のようなフォーマット系は、記事を見るよりAI生成の方がサクッと答えをくれますよね。
- ESのフォーマット
- ビジネスメールのテンプレ
- マッチングアプリのプロフィール
なので、記事を書いても直接的に読まれる回数は真っ先に減っていく分野なんじゃないかなと。
今後、検索需要が変わらないであろう分野
逆に、レビュー記事系は、あまり検索需要が変わらないだろうなと。
なぜなら購買は複数の口コミを調べる方が多いから。AI生成がサクッと「これはおすすめダヨ」と答えをくれても、購買に踏み切らない可能性は高いです。
つまり、個別記事にてリアルなレビューをいくつか確認。その末に競合商品と購入を迷って買う。そんなジャーニーが想定されるんではなかろうかと。
特に高単価系はその傾向が強いはず。個人ブログが戦うなら、今後は一次情報を盛り込んだレビュー記事だろうなと考えてます。
まぁ、上記の通りです。
みなさんSEOはやめてください
ということで、みなさん。
SEOはやめましょう!!
僕はやりますけどネ。Googleは自然災害と変わらないんですよ。順応しか道はないです。
何はともあれ経過を見るしか今は手段がありません。今後もSEOをやるつもりの方は…仕方ない。一緒に苦しみましょう。
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