
- ブログ記事を更新する前に校正すべきポイントとかある?
- 文章の見直しに使えるツールとかもあると良いな
こんな悩みを解消します。
ブログで記事を更新する前には、校正をするかと思います。
更新前にしっかりと見直しをすることで、仕上がりは大きく変化しますし、場合によってはSEOの観点でも重要な作業となってきます。
そこで今回は「ブログ記事の校正ポイント」を文章編とSEO編に分け解説、さらに「文章の見直しに使えるツール」を紹介します。
本記事を参考にすると、ブログ記事の校正ポイントが把握でき、効率よく質の高い見直しが可能になります。
✔ 記事の内容
- ブログ記事校正7つのポイント:文章編
- ブログ記事校正6つのポイント:SEO編
- ブログの文章校正をしてくれるツール
- ブログ記事は書く前が大切
✔ 記事の信頼性
当サイト『ガオのノート』は3ヵ月で月間14万pvを達成し、1ヵ月連続でGoogleオススメ記事に掲載もされています(書籍出版の依頼実績も)。
ブログ記事校正7つのポイント:文章編
ブログ記事校正:文章編ではのチェックポイントは下記7つ。
順に解説します。
誤字脱字はないか
まずは誤字脱字。
記事は1本で文字数が数千にもなりますので、どこかしらで間違えてる可能性はあります。
特に狙っているキーワードやキーワードに関連する文章で誤字があると、SEOの観点でも良くないので、記事の更新前にチェックしましょう。

記事の後半で、誤字脱字のチェックツールを紹介しますね!
一文が長すぎないか
記事では一文を長文化しないことも大切。
というのも、一文が長いと読者は読みづらいので、悪い離脱率を上げる要因になります。
具体的に言うと、一文はPC画面で2行に抑えるのが良いです。それ以降はスマホ画面で6行を超えていくので、読者からすると非常に読みづらい。
記事は文章量ではなく情報量なので、一文は簡潔に情報を詰めて密度を上げましょう。
関連記事 ブログ直帰率が高い8つの理由【80%超えでもSEOに影響ないのでOKです】
文章構成はキレイか
これは記事が読みやすい文章構成かどうか。
密度が高い情報であっても、文章構成がめちゃくちゃであれば、読者に伝わらず意味がありません。
そんな時はPREP法を意識するのがおすすめ。
【PREP法】
■ P:結論
■ R:理由
■ E:具体例
■ P:結論ライティングに自信がない方は、PREP法を徹底してみると良いかも。
日本人と言えど、文章の書き方はほとんど習わないので、いきなりキレイに書くのは難しいです。
文章に味を出すのは基礎を学んでからでも遅くない。
— ガオ@ブロガー毎日更新 (@gaolifehack) April 18, 2020
この順番で記事を書いていけば、読みやすく読者にも内容が伝わりやすいので、文章構成にお困りの方は試してみて下さい。
強調しすぎていないか
また、記事の強調のしすぎにも注意。
記事では改行や太字・マーカーなど、文字装飾をすると思いますが強調のし過ぎはNG。
強調をしすぎるのであれば、それは強調していないのと同じです。あくまでも読者の読みやすいように、文字の装飾をする必要があります。
ここに関しては下記で詳しく解説しているので、ぜひご活用下さい。
>>ブログ文字装飾5つのルール【記事を10倍読みやすくする装飾】
語句のバランスは良いか
校正時には語句のバランスも気を付けましょう。
具体的には、「ひらがな・カタカナ・感じ」のバランス。3種類をバランスよく組み合わせる必要があります。
特に漢字やカタカナは連続すると、非常に読みづらいです。「オススメ→おすすめ」のように、語句を変換しつつバランスを取りましょう。
ですます調になっていないか
読みづらい文章であるあるなのが「ですます調」。
毎回、文章がですますで終了していると、文章を読んでいて小学生の作文を読むかのような違和感を感じます。
この対策方法としては、適度に体言止めを使用するのがオススメ(名詞で終わる用法のことで、この文章も体言止め)。
ただ、体言止めばかりでも文章に違和感が出るので、語句と同じくバランスが大切ですね。
仕上げの裏技
最後に文章校正に使用できる裏技を紹介します。
これは「声に出して記事を読む」こと。音読することで違和感がある部分にも気づけますし、誤字脱字にも気づきやすいです。
なので、最後の総仕上げには記事を音読してみるのがオススメ。
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ブログ記事校正6つのポイント:SEO編
ブログ記事校正:SEO編のチェックポイントは下記6つ。
順に解説します。
リンクは生きているか
まずは内部リンクが生きているかどうか。
リンクで記事を繋げても、リンク切れを起こしている場合、訪問した読者を離脱させる可能性が高まります。
なので、リンクが生きているかをチェックしつつ、404エラーページのカスタマイズもしておくのがベター。
ちなみにGoogleが推奨する404エラーページのカスタマイズ方法を記事にしているので、ご活用下さい。
>>404エラー(Not Found)4つの原因と解決方法【デザイン例&作り方あり】
E-A-Tを満たしているか
また、記事がE-A-Tを満たしているかも大切。
E-A-TはGoogleが重視している指標で、下記3つの頭文字を取った造語のこと。
E-A-Tを無視している記事で検索上位を狙うのは年々難しくなっています。
ここに関しては知っておくべき内容が多すぎるので、続きは下記からご覧下さい。
>>【重要SEO】GoogleE-A-Tとは?YMYL領域で戦う4つの戦略
画像は最適化しているか
SEOの観点で言うと画像の最適化も大切。
具体的には下記4つを意識しましょう。
✅ 画像は圧縮したか
画像圧縮は最重要な要素。
画像は圧縮しないとサイト表示速度が遅くなり、SEOでも悪影響を与えてしまいます。
詳しくと簡単にできる画像圧縮の方法は下記からどうぞ。
>>EWWW Image Optimizerの使い方と設定方法【WordPress画像圧縮プラグイン】
✅ Alt属性は書いているか
Alt属性は画像にテキストを書く作業。
書いたから評価が上がるわけではありませんが、書かないことで不利になることはあります。
Alt属性の書き方は簡単なので、しっかりと書く癖を付けましょう。
>>Alt属性(代替テキスト)の書き方【初心者でも〇〇検索で上位連発】
✅ 引用時にはルールを守ったか
また、画像を引用する際にはルールを守りましょう。
文章もそうですが画像も著作物なので、引用時にはしっかりとルールを守る必要があります。
>>ブログ記事引用SEOに有効な10のルール【画像も著作権違反になりますよ】
✅ 大きさは1,2000ピクセル以上か
画像は1,200ピクセル以上に設定すべき。
高画質でサイズの大きい画像(幅が 1,200 ピクセル以上)を使用してください。
[ 引用元:Googleガイドライン ]
Googleも推奨していますので、画像の大きさにも気を使いましょう。
ペルソナは設定できているか
また、記事を誰に向けて書いているのかを確認しましょう。
タイトルと内容がズレていると、検索意図を外しSEOの面でも悪影響が出ます。さらに、アフィリエイトの場合は成約率が低下することに。
下記でテンプレートを付けて解説していますので、続きは記事でご覧下さい。
>>ブログでペルソナ設定をする5つの手順【ペルソナ記事の書き方あり】
タイトルにキーワードはあるか
これは基礎中の基礎ですが、タイトルにキーワードがあるかも確認を。
細かく言うと、キーワードは左詰めにする方がSEO的に良いので、余裕があるならそこまで意識するのがオススメ。
タイトルは付け方1つで記事のクリック率を大きく左右するので、しっかりと練って付けるのが良いですね。
関連記事 ブログ記事タイトルの付け方11の例【SEOに最適な文字数は?】
<h2>にキーワードは入っているか
タイトルもですが、キーワードは<h2>要素にも含めましょう。
具体的には、最後を「<h2>まとめ</h2>」ではなく「<h2>キーワード:まとめ</h2>」のように調整するなど。
<h2>要素は記事の中でも大きい塊で、Googleに重要であると認識される部分なので、キーワードを盛り込んでおくのがオススメ。

ただ、違和感が出るくらい無理やり入れるのは避けましょう!
ブログの文章校正をしてくれるツール
これにはEnnoを使用すればOK。
Ennoは文章を無料でチェックしてくれるツール。
ユーザー登録をする必要もなく、サイトもSSL化されているため、非常に優秀なツールですよ。
Ennoの使い方
Ennoの使い方はシンプル。
たったこれだけ。
ブログ記事は書く前が大切
ここまで記事更新前に校正すべきポイントを紹介しましたが、実際には記事を書く前が重要。
というのも、いくらキレイに校正しても元がダメだと全くの無意味だから。なので、記事を書く前が重要です。
具体的にはキーワード選定から始めて、最初からキレイな文章構成で記事を書いていく必要があります。
ブログ記事を書く手順
ブログ記事を書く手順は下記のツイートの通り。
【記事を書く手順】
1️⃣ テーマ決め
2️⃣ キーワード選定
3️⃣ 大枠を決めていく
4️⃣ 肉付けをしていく
5️⃣ 画像を挿入していく
6️⃣ ブランクを入れて調整
7️⃣ アイキャッチを作成する
8️⃣ 全体の見直しと修正をするこの手順を取り入れて、記事を書くスピードが2時間ほど早くなった事例もあるので参考までに
— ガオ@ブロガー毎日更新 (@gaolifehack) May 29, 2020
このように書く手順をテンプレ化することで、記事の品質が安定し時短にもなります。
何より、毎回記事をどう書いていくのかを思考する手間も省けますし、メリットが大きいので、お困りの方はぜひご活用下さい。
詳細は下記で書いています。
>>ブログ記事を書く8つの手順【文章構成のテンプレートあり】
ブログ記事校正13のポイント:まとめ
【ブログ記事校正:文章編】
【ブログ記事校正:SEO編】
記事は更新する前に校正することで、質を上げることができます。
本記事をチェックリスト代わりにしてルーティーン化すれば、記事の品質を保つことができますよ。
また、記事更新後にすることも記事でまとめているので、続けてご覧下さい。
>>ブログ記事を公開後にやるべき6つのこと【稼ぐブロガーのひと手間】
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