
- アドセンス狩りの対策をしたい
- プラグインがあれば使い方が知りたい
こんな要望に答えます。
アドセンス狩りとは、不正クリックを活用してアカウント停止に追い込む嫌がらせ行為。
多くの被害者が出ており、実際にGoogleアドセンスに合格したのに、アカウント停止になってしまった事例も。
そこで今回は「アドセンス狩りを対策できるプラグイン」と「その効果と使い方」を解説します。
本記事を参考にすると、アドセンス狩りの対策ができ、悪意ある小物からあなたの収益を守ることができます。
✔ 記事の内容
- アドセンス狩りとは
- アドセンス狩り対策のプラグイン
- AdSense Invalid Click Protectorの使い方
- AdSense Invalid Click Protectorでショートコードを追加する
- Googleアドセンスは禁止事項が多い
アドセンス狩りとは
アドセンス狩りとは、広告を何十回も不正クリックをして、アドセンスアカウントを停止に追い込む行為。
Googleは「無効なクリック」という項目でこう公言しています。
サイト運営者様がご自身の広告をクリックしたり、手動または他の方法で表示回数やクリック数を作為的に増やしたりすることは禁止されています。
引用元:アドセンスヘルプ
つまり、この禁止行為を利用して、広告停止に追い込むというわけ。
なぜアドセンス狩りが起こる?
アドセンス狩りの目的としては、下記のようなことが挙げられます。
器が小さすぎて顕微鏡が必要なレベル..
ですが、実際に被害に遭う方は多く、せっかくGoogleアドセンスに合格したのに、アカウントが停止になり1ヵ月収益が出ないなんてことも。
アドセンス狩り対策になるプラグイン
そこで登場するのがWordpressプラグインのAdSense Invalid Click Protector
(「AICP」)。
このプラグインを使用することにより、広告の不正クリックを防ぎ、アドセンス狩りからあなたを守ってくれます。
日本ではあまり耳にしませんが、海外ではメジャーでセキュリティもしっかりしているので安心ですよ。
AdSense Invalid Click Protectorの効果と導入方法
このAdSense Invalid Click Protectorを導入することで、広告を一定以上クリックしたユーザーをブロックすることが可能に。
他にも..
などが分かるため、不正クリックの防止をしつつ、どんなユーザーが不正クリックをしようとしたのか知ることもできます。
AdSense Invalid Click Protectorの導入方法
AdSense Invalid Click Protectorの導入方法はスーパー簡単。
まず「プラグイン > 新規追加」をクリックし、検索バーに「AdSense Invalid Click Protector」と入力。
すると、上記のような画面になるので、プラグインをインストールして、その後有効化ボタンを押せば完了。
有効化すると、画面左にプラグインが表示されるので、後は初期設定をすれば使用できます。
[ad01]
AdSense Invalid Click Protectorの使い方
AdSense Invalid Click Protectorの初期設定は英語ですが、本記事では翻訳して解説するので、簡単に使うことができます。
設定する項目は全部7つ。
翻訳しつつ解説しますね。
Set the Ad Click Limit
これは「クリックの上限」。
デフォルトだと3回なので、3回以上クリックしたユーザーはBANされることとなります。
Click Counter Cooke Expiration Time
これは「クリックのリセット期間」。
デフォルトだと3時間なので、3時間経つとクリック数がリセットされます。
つまりデフォルトだと、3時間以内に3回以上広告をクリックしたユーザーをBANすることになりますね。
Set the Visitor Ban Duration
これは「ユーザーのBAN期間」。
デフォルトだと7日間ですので、クリック数が上限を超えると、ユーザーじゃ7日間記事にアクセスできなくなります。
Do you want to use the IP-API Pro Key
ここは有料なので、空欄でOK。
Provide your IP-API Pro Key
こちらも有料なので、空欄でOK。
Do you want to block~
これは「特定の国からのクリック制限」。
ここを「Yes」にすれば、特定の国からの広告クリックを制限することができます。
Banned Country List
ここは上記で「Yes」を入れた場合に、特定の国を入力する欄。
例えば、カナダからの広告クリックを制限したければ「Canada」と入力すればOK。
上記で「No」にチェックを入れた人は、ここは空欄で大丈夫です。

設定はこれだけ。お疲れさまでした!
AdSense Invalid Click Protectorでショートコードを追加する
設定は完了しましたが、これだけでは有効化できていません。
次に、「functions.php」を触る必要があり、少しでも失敗するとサイトが真っ白になります笑

…
ですが、ご安心下さい。phpを一切触ることなく安全に設定する方法を紹介します。
手順はこちら。
順に解説します。
Code Snippetsをインストール
まず「プラグイン > 新規追加」から、検索バーに「Code Snippets」と入力し、プラグインをインストール。
すると、画面左にはさみマークが追加されるので、その中の「Add New」をクリック。
phpファイルをコピペで作成
すると下記のような画面になるので、「Enter title here」の部分にまずはファイルの名前を付けましょう(自分用なので何でもOK)。
次に「Code」の部分に下記のソースコードを貼り付けます。
function ad01Func() { if( aicp_can_see_ads() ) { $adCode = ' <div class="aicp"></div> '; return $adCode; } else { return ' <div class="error">広告の表示がブロックされています。</div> '; } } add_shortcode('ad01', 'ad01Func');
そしたら、「<div class=”aicp”></div>」の間に自分のGoogleアドセンスの広告コードを貼り付けましょう。
有効化してショートコード作成
そしたら、画面をスクロールしSave changes and activateをクリックして完了。
この一連の作業により、Googleアドセンス広告のソースコードを圧縮し、セキュリティをかけている状態になりました。
ショートコードは本記事の通り進めれば全員同じで、ad01を[]で囲ったもの。下記のようにテキスト画面にショートコードを貼るだけでOK。
これでセキュリティ強化されたGoogleアドセンス広告が表示されます。
✔ BANしたユーザーを確認する方法
これは画面左上のダッシュボードをクリックすれば、下記のような画面で確認することができます。
最初は何も表示されませんが、時間が経つと数値に現れます。
Googleアドセンスは禁止事項が多い
不正クリックを活用したアドセンス狩り対策を解説しましたが、他にも多く禁止事項があります。
大きく分けると下記の3分割。
簡単に紹介しますね。
基礎編
配置編
コンテンツ編
大きく分けると3分割で、全体で言うと18個の禁止項目があります。
それぞれ詳しくは下記で解説していますので、アカウント停止対策としてご活用下さい。
>>Googleアドセンス18の禁止事項【それ規約違反かも?】
アドセンス狩り対策のプラグインAdSense Invalid Click Protectorを活用しよう
「自分は大丈夫だろう」と思っていると、普通にアドセンス狩りの被害を被ることもあります。
プラグインは無料で簡単に対策をできますので、しっかりと設定をしておきましょう。
また、他の役に立つWordpressプラグインは下記にまとめていますので、ご活用下さい。
>>WordPressおすすめのプラグイン7選+4【注意点あり】
人気記事 WordPress(ワードプレス)ブログおすすめのテーマ7選【機能を比較】
人気記事 検索順位チェックツールGRCの評判・評価は?メリット・デメリットを解説
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